A. 両面印刷紙は、両面に印刷できる便利な用紙です。両面に印刷するためには、両面にインクジェット用の特別なコーティングが必要です。そのため、通常の片面印刷の用紙より用紙の摩擦係数が高くなって、コーティングがプリンタを通る間にプリンタの内部に少し残ってしまってうまく印刷できにくくなることがあります。というわけで、
基本的には、両面印刷紙は大量に連続して印刷する用途には向いていません。
大量に印刷したい場合のトラブルを避けてうまく印刷するコツは以下の通りです。
A. 耐水ラミネートシールやアイロン転写紙には、印刷時に画像を反転させないといけないものがあります。ペーパーミュージアムで配布しているテンプレートはWordで作られていますが、Wordには反転機能がないため、印刷時にプリンタドライバで反転印刷の設定を行います。素材・プリンタメーカーによって反転設定の方法が異なります。詳しい方法の説明は下のリンクからご確認ください。
A. 用紙やラベルで「ソフトに対応している」というのは、そのソフトの中に「用紙・ラベルのミシン目やシールの切れ目の情報(面付けといっています)」が予め登録されていることをいいます。面付けは、データを作成するときにガイドラインの枠の中に文字や画像をきちんとおさめて、ラベルのミシン目やシールの切れ目に重ならないで上手に印刷できるようにする大切な情報です。これが登録されているということは、つまり、「対応ソフト」であれば、ソフトで「用紙の品番を選ぶ」だけで、面付けのある用紙・ラベルのデザインが簡単にできるということです。名刺やラベルなどミシン目や切れ目の入っているものを選ぶ時は、パッケージなどに書いてある「対応ソフト」を要チェック!です。
さて、ご質問の「Tシャツ転写紙」ですが、この用紙は「ミシン目やシールの切れ目」のない普通のA4サイズの用紙です。基本的にどんなソフトでも使うことができます。ミシン目や切れ目がないから、それがずれて困るということはないと思います。(ミシン目や切れ目がないから印刷した後、好きな形に切り抜いて使ってください。)ですから、改めて「『Tシャツ転写紙』に対応しています。」とソフトに表示されることはありません。逆に用紙にも「このソフトに対応しています。」と書くこともありません。
なぜなら、対応しているからです。