ホーム > 用途別テンプレート > スクラップブッキング > スクラップブックの作り方 Wordテンプレート編
Wordの1ページに、スクラップブックの画像が貼り付けられています。この画像は、写真を入れるフレーム部分が透明になっており、その背面に写真を置いていきます。
(1) [挿入]メニュー→[図]→[ファイル]からスクラップブックにしたい写真を挿入します。
画像が挿入されました。
(2)このままでは画像の編集ができないので、挿入した写真をダブルクリックし、[図の書式設定]ウィンドウ→[レイアウト]タブ→[折り返しの種類と配置]で「背面」にして「OK」をします。
画像の四隅に○ハンドルが表示されました。
(3)写真の四隅の○ハンドル上にマウスポインタを持っていくと、ポインタが拡大・縮小できる矢印に変わるので、フレーム内に写真が収まるような大きさに拡大・縮小します。
(4)大きさと位置が定まったら、写真を右クリックし[順序]→[最背面へ移動]する。
写真がフレーム内に収まりました。
(1)〜(3)を繰り返し、フレーム枠を埋めていきます。
スクラップブックのイラスト画像の背面に送った写真は、そのままではクリックすることができません。(スクラップブックのイラスト画像と前面にあるテキストボックスしか選択できない状態になります。)そんなときには、まず、スクラップブックのイラスト画像をいったんクリックしたあと、キーボードの[Tab]キーを押していくと、重なっている画像が上から順に選択されていくので、目的の写真が選択されるまで[Tab]キーを押し続けます。目的の写真に○ハンドルが表示されたら編集可能です。
※ただし、選択された背面の写真はダブルクリックも右クリックもできないので、[図の書式設定]ウィンドウは[書式]メニュー→[図]から出しましょう。
目的の写真を選択の状態にし、[書式]メニュー→[図]→[図の書式設定]ウィンドウを出します。
[サイズ]タブの[サイズと角度]で数値を入力することで拡大・縮小、回転ができます。
移動はマウスを使わず、キーボードの←↑→↓カーソルでします。
※スクラップブックのイラスト画像より背面へ送った写真は、用紙上でクリック→選択→拡大・縮小、回転などの一連の動作ができないため、[図の書式設定]の数値入力での変更になります。用紙上で拡大・縮小、回転の動作を行うためには一度写真を「前面」に出して編集したのち、再度「背面」へ送るといいでしょう。
背面に送った写真同士が重なり合ってしまうことがあります。その場合はフレーム枠に合わせて写真をカットします。
トリミングしたい写真を選択した状態にします。
ツールバーの[トリミング]をクリックします。
写真のふちに黒い太破線が表示されました。それにマウスポインタを合わせると、マウスポインタが「く」の形になります。
「く」の形のポインタを、他の写真と重ならない大きさの位置までドラッグします。ドラッグをし終わった位置に写真がトリミングされます。写真のふちの細い破線が実際の写真の大きさです。 ※トリミングの解除はもう一度ツールバーの[トリミング]をクリックします。
ツールバーの表示/非表示
※ツールバーにトリミングのツール表示がない場合は、すでに表示のあるツールバーの右端の下矢印部分をクリックして[ボタンの表示/非表示]→[図]→[トリミング]を選び、ツールバーに表示させます。
[テキストボックスの書式設定]例。
スクラップブックのレイアウトが完成したら、いよいよ印刷です。
[ファイル]メニュー→[印刷]画面を出し、[プリンタ名]を使用するプリンタにします。[プロパティ]ボタンを押します。
[プロパティ]画面→[基本設定]タブ→[用紙の種類]を使用する用紙の種類にします。(※マットフォトペーパー推奨)[印刷品質]をお好みにより変更します。
次に[ページ設定]タブの[用紙サイズ]をA4にし、[印刷の種類]の[フチなし前面印刷]にチェックを入れます。このとき「フチなし印刷が設定されました」のダイアログボックスが表示されるので「OK」します。[はみ出し量]は最大かそのひとつ手前あたりにしておきます。
元の[印刷]設定画面に戻ったら「OK」ボタンで印刷を開始します。
さらに、「セクション1の余白が印刷可能なページの・・・」のダイアログボックスが表示されるときは、印刷続行の「はい」をします。
スクラップブックの完成です!